中田音楽教室はロシアピアニズムを取り入れた東十条の音楽ピアノ教室です-入会をお考えの方へ

ピアノ演奏の最初の段階での最も大切なことは、音楽への愛、音の響きやメロディに対する注意深さ、敏感に感じとる能力を培うことです。

ロシアピアニズムの中でも、ゲンリッヒ・ネイガウスを端緒とする「ネイガウス流派」の研究を重ねていらっしゃる大野眞嗣先生の門を叩いたのは、化学療法の後遺症である末梢神経障害と拇指MP関節症を併発し、ピアノを弾くのも辛い時期が長く続いていて、それでもピアノをずっと弾いていたいと切望していた頃でした。
奏法を一から変えるというのは決して容易なことではありませんが、それでも改めて
「なんて無謀な弾き方を長きにわたり続けてきてしまったのだろう・・」と、思っています。
ピアノの世界はもっともっと奥深く、ひとつひとつの音を楽しみ、響きを愛しんでこなかった自分に唖然としました。
ロシアピアニズムの特徴のひとつにタッチの多様性があります。
チカラでねじ伏せることなく、ピアノに寄り添い身を委ね呼吸を合わせみることで、初めてたくさんの気づきを得ることが出来ます。

これからの未来を担っていく子供たちはもちろん、大人の生徒さん方にも、美しい響きのグラデーションで弾くこの奏法を、少しずつお伝えしていきたいと思っています。
音楽の中の小さな気づきは、やがて普段の生活での思いやりに繋がっていくことを願ってやみません。
特にも手の故障や、柔らかく響きのある音が出せない等でお悩みの方は、ぜひご相談ください。
ピアノが一生涯に渡り、みなさまの心の拠り所になりますように。。。

大野眞嗣先生のHPはこちら⇒『ピアノの時空』